水泳禅

座禅とか呼吸法とか世の中には、ごちゃまんとあるけど、やはり、あまり難しいのとか複雑なのは長続きしないですね。

そんな中、ある時ヒットしたサイトに「ひとり座禅のすすめ」 http://blog.goo.ne.jp/goot1912 というのがありました。

この方のおっしゃるのには、とりあえずは長く息を吐けということで、お腹がふくらむとかへこませるとかは、その後でいいみたいなお話でした。

よし!これをいってみようと思いましたが、暗い部屋でただ静かに長く息を吐くのは、やる前から退屈感が予想されて中々実行の一歩が踏み出せません。
そこで、まずはこれの応用編ということで趣味の水泳と組み合わせてみました。
どうやるかというと、普通の平泳ぎは手を一搔きしては顔を上げて息を吸うと思いますが、これを手を二搔きしてから顔を上げて息を吸うということです。

二搔きする間ブクブク吐いてるので、当然吐く時間が長くなるという、たったこれだけのシンプルなお話です。
そしてこれは気持ちは座禅のつもりですので、スピードは全然追求しません。逆にのんびりとやります。
平泳ぎは滅茶苦茶、楽な泳ぎ方なので、これで30分程連続して泳ぎます。
楽なのでもっと長い時間もOKですが、さすがにちょっと飽きてくるのと、私の場合、30分ほど泳ぐとなぜかおしっこがしたくなってくることが多いので大体30分くらいです。

やってみて体感的にはよいです。
この水泳禅の長所を挙げますと
① もし仮に禅としてはダメだとしても、よい運動になる。
② 水泳はゲーム性がないので、けっこう飽きやすいが、気持ちが座禅のつもりでやってると逆に飽きにくい。

短所はというと
① プール代がかかる。
② 混んでるプールではやりにくい。

気が向いたら、やってみてください。

「水泳禅」への2件のフィードバック

  1. 遅ればせながら、貴ブログ「水泳禅」を拝見しました。
    私は水泳歴だけは長いのですが、ブレストで遅くしか泳げません。
    そんなわけで、スポーツジムは行ったり止めたりの繰りかえしでした。
    最近、ふたたび始めたきっかけは最愛の人の急死でした。
    身の置きどころがなくて、水泳に逃げました。
    で、昨日(2020年12月8日)、泳ぎながら、ふと考えました。
    平泳ぎは胸から腕を伸ばして拝みながら進むのだから、祈りに似ている。
    泳ぎつつ、祈りながら、瞑想する。
    これは水のなかの禅だ!
    水泳禅。
    この発見(?)を確かめようと、家に戻ってパソコンで「水泳禅」を検索しました。
    貴ブログにあっさりと「水泳禅」がありました。
    しかも、3年もまえの2017年12月24日の日付です。
    急死した人の冥福を祈りながら、貴「水泳禅」で弔いたいと思います。
    深謝

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